1951-03-31 第10回国会 参議院 通商産業委員会 第21号
終戰後五年以上を経過した今日においてなお日本の各種産業が、こういうふうな経営者が被用者の意見を尊重しないという段階にあるとは私は考えておりません。又熱管理規則によつて或る程度の目的を達しておる現実から考えましても、少くとも経営者はその経営を最も妥当にするために、合理化するために、熱源を少く使用するために熱管理士である人の意見を尊重することは当然のことである。
終戰後五年以上を経過した今日においてなお日本の各種産業が、こういうふうな経営者が被用者の意見を尊重しないという段階にあるとは私は考えておりません。又熱管理規則によつて或る程度の目的を達しておる現実から考えましても、少くとも経営者はその経営を最も妥当にするために、合理化するために、熱源を少く使用するために熱管理士である人の意見を尊重することは当然のことである。
これは政治的というよりも、むしろ経済的、社会的事情が、大きな関係があるようにも考えられるのでありまして、終戰後五年といえば長い年月のようではありますけれども、この大きな帝都という見地から言えば、五年ぐらいの年数はさほど長いものではないようにも考えられますから、そうせつかちな考え方はいたさないでもよろしいと思うのであります。
その意味におきまして、終戰後五年もたちまして、大体経済界も安定して、皆お互いに公平な生活がして行けるというふうな状態にまで進みつつある時代におきましては、こういう十割とか十五割とかいうような税率は、だんだんと減して行くべき筋合いのものと私は考えます。この点はまつたく御同感でございます。
この人々は、終戰後五年になりますが、まだ夫や子供、あるいは父が異境にありまして、いつ帰つて来るかわからない。ことに昨今は非常に寒い時であります。この寒い冬を、異境に自分らの肉身が過しておるという希望のない状況のもとに現在置かれております。この人々の心情を察しまするときに、私は何ともいえない衝動を感ずるのでございます。またいま一つの人々は遺族の方々であろうと私は考えるのでございます。
この真相等についても、終戰後五年もたつて、どういう種類の爆薬であるか、そういうことも国民が非常に関心を持つだろうと思うのです。この点は政府の方でも十分調査されておるだろうと思うから、調査の結果を議会を通じて十分に明らかにする意味で、取上げたらいかがですか。
そこで問題は、今日盛んに愛国心とかあるいは自立心というものが強調されておるのでありますが、終戰後五年の間、ともするとこういうふうな日本の民族思想というものを、故意に抑制する——決して愛国心というものは惡くないのでありまして、ただ愛国心が惡用された結果、ああいう戰争になつたのでありますが、正しい意味の愛国心というものは絶対必要なのであります。
我が国は終戰後五年有半、連合国の支援と同情の下、国民の忍従努力によつて、今や漸く独立国として立ち上り得る力を回復し、待望の講和会議も目前に迫り、特にダレス特使の来訪は一段とその機運を早めるであろうとの明るい期待を国民に與えつつあるのであります。
戰争によつて焼失した戸数が約二百十万戸、それから強制疎開によつて破壊した戸数が五十万戸ございまして、合計二百六十万戸でございますが、終戰後五年、およそ建築されたるものが、やはり二百六十二、三万戸ございます。しかしながら、それでは住宅難は緩和されたか、御説のごとく、三百数十万戸まだ不足である。その不足の理由は、人口がふえたことと、引揚げ同胞が多いことでございます。
私ども、終戰後五年になりますが、非常に劣惡な労働條件の中で、及ばずながら地方行政の確立のために剛つて来たのでありますが、不幸にして現在のような状況に置かれております。皆さん方も、もちろん選ばれて国会に出て来ておるのでありまして、一般国民の意思、これは私ども以上によくおわかりのことと存ずるのであります。
だから国連としては今度のは終戰後五年に及んでもまだ故国に帰れないという人道的の立場々らが一つ、更にポツダム宣言の違反という点が一つ、この二つによつて国連独自の立場からこれを進めて行くのであつて、この二つによつて進んで行きたいから、君たちがモナコに行つた場合もそうであるが、すべての場合に無暗に宣伝的に騒ぐような態度は一切避けて貰いたい。
例えば上野の地下道の住民たちに対しましても、終戰後五年であります。
最近外電の報ずるところによりますれば、対日講和の機運が急速に進展し、米国を中心として関係各国間の予備交渉が着々と進められておるのでありますが、このことは、終戰後五年有余、ただひたすらに自由と平等と独立を念願して、国家の再建に黙々として努力して来たわが国民にとつて、私はこの上もない喜びであると信ずるのであります。
殊にもうすでに他の委員からお話がありましたように、終戰後五年を十分に出ております。し、海外に又新しい在外公館さえもできつつあり、日本の船等も海外に出ている今日の実情から推しまして、日本の公館に対する信用というものが非常に重要であると思うのであります。
行政制度審議会の答申によりますと、行政機構が現在のように膨張した理由のおもなるものとして、戰争中及び戰後の経済統制によるもの、行政の民主化が行われた際、個々の行政組織が政府全体の調和を顧慮することなく、無統制に拡大されたことによるものの二つをあげ、経済統制が全面的に解除されつつあり、また終戰後五年をけみしようとしている今日、政府行政機構に根本的な検討を加え、これを真にわが国今日の国力と国情にふさわしい
日本の自動車あたりですと、もう終戰後五年にもなりますが、以前のものも使つている。その後十年も使つているものもかなり多いのですが、いまだにしつかりしておる。もちろん外国品はしつかりしています。ところが外国品は日本品の約三倍します。そうしますと、納期が早くて、そうして割合に値段が安い。その優秀性も大して差がないというような点から、日本品を購入することに対して非常に希望を持つております。
終戰後五年を経た今日、新たに開拓入植ということは、実際上言うべくして行われぬことでありまして、現在はむしろすでに開拓した部分についての保護育成をはかるという必要が痛感されるとの意見が強かつたのであります。
それからもう一つは、これは御承知の通り、たつた十三枚のうちに、この「朝鮮動乱とわれらの立場」というものを書いたのでありまして、そのうちの一行から二行の間に移る短い文章につきましても、我々としては少くとも終戰後五年の間に沢山の図書を読んで、それを本当を申しますと、そういういろいろな図書、これは單にアメリカや英国のものばかりでなく、ソ連や中国のものも読んでおるのでありますが、実はそういうものを皆ここに書
然るにそれにも拘わらず、尚いわゆる蒙疆地区において医業に従事せられた現地開業医、或いは更に進んで南方のマライ、シンガポールの方面、又進んで朝鮮における正医師試験及び歯科医師試験の第一部試験に合格した者等につきましては、何らこれらの特例試験を受けることができませんで、終戰後五年に至る今日においても荷生活苦に喘いで、医業に従事したいという念願を持つている者が相当にあるわけでございます。
併しながら幸いにいたしまして、本日池田蔵相の言われるごとき農民に或る程度の生活を保障し、経済的な自由を與えて、真に人間的な平等を與えるような米価が設定せられ、更にそれらの農産物の価格は四、五、年も続いて、一応農民が人間の生酒の喜びを得、農村に取り巻かれておる小市街において縊死、倒産者もないというような状態になつて来た場合には別ものでありますけれども、終戰後五年、漸く起ち上ろうとする農村の二薬を摘み切